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ユーザー事例:映像・web制作会社編

株式会社バモスクルー様(映像制作)/有限会社アニモ様(映像編集・CG・web制作)

魅せたい映像を、妥協無く、より鮮やかに

ここ一、二年で、すっかりWebコンテンツの主流の一つとなった感のある映像配信。その映像配信を効果的に活用したサイトを制作している(株)バモスクルーと(有)アニモの方々に、映像配信の魅力や制作上の注意点についての話を伺った。

高まるWebでの映像配信ニーズ

愛知県名古屋市に拠点を置くバモスクルーとアニモは、CM、ビデオパッケージ、イベント映像やテレビ番組などの企画・制作を手がけている会社だ。バモスクルーは主に映像制作全般を、アニモは映像編集、CG制作、Web制作などを担当している。
バモスクルーとアニモでは、その映像制作における豊富な経験を活かし、Webサイトへの映像コンテンツの導入に積極的に取り組んでいる。現在公開されている主なサイトとしては、住宅メーカーの一条工務店が運営する映像専門サイト「ichijo.tv」や、医学部や歯学部などの医系専門予備校メディカルラボのWebサイトなどがある。いずれのサイトも、高精細の映像コンテンツをアクセスユーザーにストレスを感じさせることなくスムーズに表示しているのが印象的だ。

 


ichijo.tv
http://www.ichijo.co.jp/
1978年創業の住宅メーカー、一条工務店が運営する映像専門サイト「ichijo.tv」。同社の住宅ラインナップのほか、キッチンや収納、免震住宅などといった話題について、テレビ番組のチャンネルのようなスタイルで豊富な映像コンテンツを提供している


メディカルラボ
http://medical-labo.com/
医学部や歯学部などの受験を目指す学生のための医系専門予備校、メディカルラボのサイト。同校の概要や個人別学習プログラム、一対一のプライベート授業などを紹介した、作り込まれた映像が配信されている


 

Webサイトを使った映像配信ならではの面白さや強みとは、どんなところにあるのだろうか?
「Webサイトには、そのまま商品やサービスの申し込みに直接繋げることができるという特徴がありますね。映像配信を導入して、それが終わった後に申し込み画面が表示されるようにすれば、映像の効果がそのまま形となって現れるので、わかりやすいんですよ。それがまた、クライアントが自社サイトへの映像配信の導入を検討する理由になりますし」とアニモの鈴木康平氏。実際にDVDやパンフレットなどからの申し込みより、映像配信コンテンツを経由した申し込みの方が多い例もあるという。

また、バモスクルー代表取締役の高須啓一氏は「クライアントにWebサイトでの映像配信を提案する際は、先方が考えている企画全体のことも考慮した上で話を持ちかけるのですが、最近では、Webで映像配信をやりましょうと言うと、DVDの制作などよりも話に乗ってくださる確率が高いと感じています」と話す。クライアントの予算やニーズに合わせて、いかにいい企画を立てられるか、いかにうまく映像配信のアイデアを入れ込めるかがポイントとなっているようだ。

映像をきちんと作って見せること

こうしたWebを使った映像配信を導入する際、気をつけるべき重要なことは何なのだろうか?

「やっぱり、映像の中身が問題なんですよ。メディアがWebに変わっても、我々は自分たちが昔からやってきた『まず映像をきちんと作って見せること』にこだわりを持っていなければならないと感じています。もちろん、クライアントやユーザーが何を求めているか、そのためにはどういう映像を使えば効果的なのかということは、常に考えておく必要があると思います」と語るのは、バモスクルーのコンテンツディレクター、林正人氏。

「何かを説明しようとする時、映像の方がわかりやすく、説得力のあるものが作れるという自信が我々にはありますから」という林氏の言葉には、長年培ってきた映像制作の経験と自負が感じられる。


写真左から有限会社アニモ鈴木康平氏、株式会社バモスクルー代表取締役高須啓一氏、株式会社バモスクルー林正人氏

配信インフラにもこだわりを

バモスクルーとアニモでは、映像配信に利用するプラットフォームにもこだわりがあるようだ。数ある映像配信手段の中から「Jフラット」を選んだ理由は何なのだろうか?

「まず、Jストリームさんが持っている映像配信の強力なインフラを、そのまま利用できるというのは画期的な提案ですね。Flash Videoのストリーミング配信サービスとしては、料金が非常に安いのも魅力的です。他社のサービスもいくつかテストしてみたのですが、Jフラットのインフラには、絶対的な信頼感がありました。非常にいいものを提供していただいたというか‥‥やっちゃっていいんですか? と思うくらいで(笑)」と林氏は言う。

Jフラットを利用したWebコンテンツ制作について、鈴木氏は次のように話している。
「映像コンテンツを実装したサイトをクライアントに見せると、『表示がすごく早いですね、いつローディングしているんですか?』とよく聞かれます。Jフラットはストリーミング配信なので当然といえば当然なんですが、早送りなどの際のサーバのレスポンスの速さには、クライアントも驚かれますね。今まで利用していても特に問題なく安定して動作していますし、トラブルもないんですよ。あと、アクセスログをいつでも見ることができるので、月に一回程度、ログをクライアントに提出するといったことも実施しています。サービスを申し込んだらすぐに利用できるというのも便利ですね」

バモスクルーとアニモでは、今後さらにネットの回線状況が改善されてきたら、ハイデフでの映像配信にも挑戦したいと考えているという。時間軸の概念を導入した新しい表現のWebサイトを制作したいとも。

「作っている人間の意図がきちんと反映されるような映像を作っていきたい」というバモスクルーとアニモのこれからの挑戦に期待したい。

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本記事は雑誌「Web Designing」2007年5月号に掲載されています。

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